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marufu coffee

 

清里に住み着いたこだわりのコーヒーマイスター

雪解けがだいぶ進んだ 3 月下旬に、清里町の緑地区にひっそりと『 マルフ珈琲 』さんという珈琲豆の焙煎店がオープンしました。自分はたまたまオープン準備中からホームページを見つけていまして、オープン直後の 2 週間は焙煎した珈琲豆の店頭での販売のみ、3 週目からは店内でもコーヒーが頂けるという事を知り、3 週目のカフェ営業の最初に日に行ってきました。

当日は念のためオープンする前の早めの時間に確認の電話を入れたのですが、開店準備で忙しかったのか出て頂けず…。しかし暫くした後に折り返しの電話を頂いて、この日からのカフェ営業も確認できました。これで清里まで行ってやってなかった…って事にならずに済みます (笑)。

 

お店の場所は緑地区にありますが、メインの通りの道道 1115 号線から線路を渡って奥の方にあります。近くにはパン工房もあり、そちらのパンは温泉施設の緑の湯や、道の駅パパスランドさっつるで買えるそうです。

 

平屋の住宅を改装した珈琲店兼住宅ですが、写真の辺りの壁や窓が特に新しい感じです。中には真新しい焙煎機が設置されておりました。看板も手作りだそうです。

 

カフェスペースはログハウス風で天井が高く明るい雰囲気です。座席数はカウンター 3 席とテーブル席も 2-3 席とそう広くはなく、じっくりと珈琲を頂く感じのタイプのお店だと思いました。

 

こちらはテーブル席です。黒板にはその時に頂ける珈琲のメニューが書いております。写真では小さくて見えにくいですが、とても良心的な価格で驚きです。この日のサービス豆のインドネシア・マンデリンG1 が 100g で 350 円、500g で 1300 円という…。これは清里まで行っても損はなし!です。

 

カウンターには焙煎した珈琲がずらりと並んでいます。この時もご近所の事業所の方が職場用の珈琲豆を多めに買いに来られていました。店主さんも地元のお客様を大事にしたいそうで、清里町内には無料で配送もしているそうです。

 

そして店主さんのエプロンには SCAJ COFFEE MEISTER の刺繍が…。はい、コーヒーマイスターの資格をお持ちです。金色に輝くバッジも 2 つ付いていますが、右側のバッジがもう一つランクが上のアドバンスド・コーヒーマイスターの資格の証しで、北海道では 8 人しかいません。ちなみに独立する前は札幌の早川コーヒーさんに勤めていたそうです。

 

店主さんは骨董集めも趣味の様で、壁には今は無きたくぎんの掛け時計も…。そして奥の方に無造作に掛けられている資格の免状が色々…。見てみると、調理師、ワインソムリエ、唎酒師、焼酎唎酒師、北海道フードマイスター、食育コーディネーター等々、食に関するあらゆる資格をお持ちです。資格オタクだそうです (笑)。それにしても凄いです!

 

中でもいちばん取得が大変だった資格を聞いてみると、こちらの額に入った『Q グレーダー』という資格だったそうです。SCAA 米国スペシャルティコーヒー協会の基準に則った資格の様です。ちなみにこの資格はあのペ・ヨンジュン氏も持っているらしく、ヨン様はハワイに珈琲農園を持っているのだそう。店主さん「ヨン様って頭良いんだな〜」と言ってました (笑)。

 

こちらはカウンター横の試飲コーナー。試飲用のは HARIO のスマートセブンというコーヒーメーカーで淹れています。タッチパネルで湯温や湯量やスピード等の調整ができて、スマホからも Bluetooth で操作ができるそう。そして一流のバリスタの淹れ方のデータを入れるとそれも再現できるそうです。

 

カウンターのランチョンマット風に敷かれたシートも、ブラジルの珈琲豆を選別するチャートになったものを使っています。この黒いシートの上に生豆をばら撒いて色や形など見るそうです。そして置いてあるのはマルフさんのショップカード。

 

もちろん珈琲も頂きました。インドネシア マンデリン・トバコです。写真を撮りながらですと冷めていくのですが、冷めてからも味が変わるので、それを楽しむ飲み方もあるとおっしゃっていました。お手製のジャムが乗ったチーズケーキも美味しかったです。

 

実は 2-3 時間ほど長居させて頂きまして (苦笑)、こちらは2杯目の珈琲とチョコレートケーキになります。珈琲は終売の直前でメニューには載せていなかったコスタリカ・ハニーを淹れて下さいました。甘い香味の珈琲を味わせて頂きました。

 

焙煎ルームも覗かせて頂きました。まだ新しい感じの焙煎機です。これから使い込まれていい感じの年季が入ってくるんだと思います。ところで煙突は 2 本出てるんですね、何と何用だろ?

 

焙煎機のスイッチの辺りにはマスキングテープに書かれたメモ書きが…。自分も黄色い作業用?マステにメモ書きして付箋代わりにするので、これは馴染みのある使用方法です (笑)。

 

マルフさんのこだわりは珈琲豆の選別にかなりの時間を費やしてるそうで、この作業がいちばん時間が掛かり、いちばん大変だと言っていました。丸い半透明の容器に入った生豆は焙煎する前に省いたもので、手前のは焙煎してから省いたもの。当然どちらも廃棄するそうで、生豆の段階でこれほどの量を省いてると思わなかったので驚きました。

ちなみに今回は、インドネシア・マンデリン、エチオピア・イルガチェフェ、きよさとブレンドの 3 種を 100g ずつ買って帰り、自宅でも美味しく頂きました。

 

色々な珈琲のお話が聞けて楽しいひと時でした。店主さんはフィルムカメラや自転車も好きなようで、そちらのお話も楽しかったです。最近はホームページの方は更新されていませんが、その後もとても忙しくされているとも聞きました。自分も初回の訪問から 2 カ月ほど経つのでまたそろそろ顔を出したいと思っています。網走や北見界隈のエリアも気になるカフェや、新店もできているのでまた攻めてみたいと考えています。

 


マルフ珈琲
斜里郡清里町緑町71-50 (Google Maps)
phone / 0152-27-5615
open / 金・土・日 10:00-17:00
close / 月・火・水・木 (祝日は営業)


2019-06-06 | Posted in cafe, takeout, abashiriNo Comments » 

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